AXIORYは、スタンダード、ナノ、テラ、マックス、アルファの5種類の口座タイプを提供し、トレーダーに多様な選択肢を与えています。
各口座タイプは、スプレッド、取引手数料、レバレッジ、取引方式、対応プラットフォームなど、特有の特徴を持っており、トレーダーは自分の取引スタイルに最適な口座を選ぶことができます。
この記事では、各口座タイプの詳細な特徴、メリット、デメリットを分かりやすく解説し、より適切な選択をサポートします。
AXIORYの詳細なレビューに関しては【AXIORY / 評価【S】- 特に中級・上級トレーダーに最適な多様なCFD商品と株式取引】をお読みください
5種類の口座タイプを比較
5種類の口座タイプ
スタンダード | ナノ | テラ | マックス | アルファ | |
---|---|---|---|---|---|
1ロットの価値 | 100,000通貨 | 100,000通貨 | 100,000通貨 | 100,000通貨 | 1株 |
最大レバレッジ | 400倍 | 400倍 | 400倍 | 1,000倍 | 1倍 |
取引ツール | MT4 cTrader | MT4 cTrader | MT5 | MT4 cTrader | MT5 |
取り扱い銘柄 | FX 貴金属 エネルギー 株式 指数 | FX 貴金属 エネルギー 株式 指数 | FX 貴金属 エネルギー 株式 指数 | FX 貴金属 エネルギー 指数 | 現物株式 ETF |
注文方式 | NDD STP | NDD ECN | NDD ECN | NDD STP | |
スプレッド | 1.3pips〜 | 0.2pips〜 | 0.2pips〜 | 1.3pips〜 | |
取引手数料 | 6ドル/1lot | 6ドル/1lot | 1.5ドル〜 | ||
最低取引ロット | 0.01 | 0.01 | 0.01 | 0.01 | 1 |
最大取引ロット | 1,000 | 1,000 | 1,000 | 1,000 | 100,000 |
最大ポジション数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
ゼロカット | あり | あり | あり | あり | |
ロスカットレベル | 20% | 20% | 20% | 0% | |
ストップレベル | 無し | 無し | 無し | 無し | 無し |
ボーナス | 無し | 無し | 無し | 無し | 無し |
最低入金額 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 |
デモ口座 | あり | あり | あり | あり | 無し |
5種類の口座でのオススメの口座タイプ
AXIORYの口座タイプの中で、特に注目すべきは2023年12月に新たに導入された「マックス口座」です。この口座は、他の口座タイプと比較して圧倒的な利点を持っています。
最大1,000倍のハイレバレッジ取引が可能で、これは他の口座の400倍と比べても非常に高いレベルです。
加えて、マックス口座ではロスカットレベルが0%に設定されており、トレーダーは口座残高が尽きるまで含み損を保持することが可能です。これはリスク管理の面で大きなメリットを提供します。
一方で、スキャルピングやEA(エキスパートアドバイザー)の使用を考えているトレーダーには、スプレッドが狭い「ナノ口座」(MT4・cTrader対応)や「テラ口座」(MT5対応)が適しています。
これらの口座はトータルコストを抑えることができるため、効率的な取引を求めるトレーダーに最適です。
各口座タイプの特徴
AXIORYの5つの口座タイプの特徴を解説致します。
スタンダード口座
スタンダード口座メリット | スタンダード口座のデメリット |
---|---|
MT4とcTrader対応 FX・CFD取引における手数料無料 豊富な銘柄 | MT5は非対応 やや広めのデスプレッド 最大レバレッジが400倍 |
スタンダード口座は、手数料無料で利用できるNDD方式のSTP環境を採用しています。
最大400倍のレバレッジと、MT4やcTraderのサポートにより、FX、株式CFD、指数CFDなど幅広い商品を取り扱うことが可能です。
この汎用性の高い口座は、スプレッドがやや広めですが、大ロットでの長期取引に最適です。
ナノ口座
ナノ口座メリット | ナノ口座のデメリット |
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MT4とcTraderに対応 トータルコストを抑えられる スプレッドが最も狭い※テラ口座同様 豊富な銘柄 | MT5は非対応 やや広めのデスプレッド 最大レバレッジが400倍 |
ナノ口座は、業界内で最も狭いスプレッドを提供するECN口座です。インターバンク市場からの最良気配値を参照する売買システムにより、高い約定率と公正な取引環境を実現しています。
この口座では、1lotあたり往復6ドルの手数料が発生しますが、総合的な取引コストはスタンダード口座よりも低く抑えられます。
さらに、マイナー通貨ペアを含む幅広い銘柄に対応し、MT4やcTraderを通じてスキャルピング取引が容易に行える環境が整っています。
テラ口座
テラ口座メリット | テラ口座のデメリット |
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スプレッドが最も狭い※ナノ口座同様 トータルコストを制御しやすい MT5対応 豊富な銘柄 | MT4、cTraderに非対応 やや広めのデスプレッド 最大レバレッジが400倍 |
テラ口座は、ナノ口座に匹敵する業界最狭レベルのスプレッドを提供する高速ECN環境を備えています。
運営会社を経由せず直接インターバンク市場に接続する売買システムにより、スリッページを極限まで減らし、スムーズな取引が可能です。
この口座では、1lotあたり往復6ドルの手数料が発生しますが、全体的な取引コストは低く抑えられます。ナノ口座との主な違いは、取引プラットフォームがMT5専用である点です。
マックス口座
スタンダード口座メリット | スタンダード口座のデメリット |
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最大レバレッジが1,000倍 MT4、cTraderに対応 トータルコストを抑えられる ロスカットレベルゼロ 豊富な銘柄 | MT5は非対応 やや広めのデスプレッド 株式CFDに非対応 |
マックス口座はAXIORYにおける革新的な口座タイプで、最大1,000倍という驚異的な高レバレッジ取引を可能にします。
この口座は取引手数料やスワップポイントを無料に設定し、ロスカットレベルも0%にすることができるため、リスクを最小限に抑えながら高いリターンを目指すトレーダーに最適です。
さらに、取引プラットフォームとしてMT4とcTraderが利用可能で、使い勝手の良さも兼ね備えています。
アルファ口座
スタンダード口座メリット | スタンダード口座のデメリット |
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株式・ETFの現物取引が可能 MT5に対応 | MT4、cTraderは非対応 FX・CFD非対応 取引手数料がかかる |
アルファ口座は、米国株や欧州株などの海外現物株式やETF取引に特化しています。
この口座は、銘柄ごとに異なる手数料体系を採用しているものの、最小注文ロットが1株からという利点があり、少額投資も可能です。
1倍の固定レバレッジが特徴で、中長期的な価値上昇や配当金獲得を目指す投資スタイルに最適です。さらに、円安対策として外貨建てで資産を保有することもできます。
ただし、取引ツールはMT5に限定されており、デモ取引には対応していない点に注意が必要です。
各口座タイプを比較
取引方式
スタンダード口座とマックス口座は、NDD・STP方式により、注文が仲介業者を経由せずに直接外部金融機関へ送信される効率的な取引システムを採用しています。
一方、ナノ口座、テラ口座、アルファ口座は、NDD・ECN方式で運営され、インターバンク市場からの最適気配値を基にした高速取引環境を提供します。
これらのシステムは、トレーダーに迅速かつ透明性の高い取引体験をもたらします。
口座タイプ | 取引方式 |
---|---|
スタンダード口座 | NDD STP |
ナノ口座 | NDD ECN |
テラ口座 | NDD ECN |
マックス口座 | NDD STP |
アルファ口座 | NDD ECN |
STP方式について
STP(Straight Through Processing)方式は、FX取引において業者が顧客の注文を直接流動性プロバイダー(LP)に転送する方法です。
この方式では、FX業者はLPから提供される価格に自社の利益分となるスプレッドを加え、顧客にマークアップ価格として提示します。
STPはNDD(Non-Dealing Desk)方式の一種であり、処理速度の速さが特徴です。
ECN(Electronic Communication Network)方式に比べ透明性は若干劣りますが、リアルタイムで実勢レートを提示することが可能な利点を持っています。
ECN方式について
ECN(Electronic Communication Network)方式では、顧客の注文がECNに接続された流動性プロバイダー(LP)に直接送信されます。
このネットワークには多くの市場参加者が存在し、彼らが直接取引を行うことにより、ECNはNDD(Non-Dealing Desk)方式の中でも特に透明性が高いとされています。
この高い透明性は、プロのトレーダーにとって最適な取引環境を提供します。
ただし、スプレッドに加えて取引手数料が発生するため、その点には注意が必要です。
レバレッジ比較
マックス口座は、最大1,000倍の高レバレッジが特徴で、これに続いてスタンダード口座、ナノ口座、テラ口座が最大400倍のレバレッジを提供します。
一方、アルファ口座は現物株式取引専用の口座であり、レバレッジは1倍固定です。
これらの口座は、それぞれ異なるリスク許容度に対応しているため、トレーダーは自分の取引スタイルとリスク管理に合わせたレバレッジ設定の口座を選択することが重要です。
口座タイプ | 最大レバレッジ |
---|---|
スタンダード口座 | 400倍 |
ナノ口座 | 400倍 |
テラ口座 | 400倍 |
マックス口座 | 1,000倍 |
アルファ口座 | 1倍 |
スプレッドと取引手数料を比較
口座タイプ | スプレッド | 手数料 |
---|---|---|
スタンダード口座 | 1.3pips〜 | 無し |
ナノ口座 | 0.2pips〜 | 1lot/6ドル |
テラ口座 | 0.2pips〜 | 1lot/6ドル |
マックス口座 | 1.3pips〜 | 無し |
アルファ口座 | 1株、1.5ドル〜 |
スタンダード口座とアルファ口座は、トレーダーに手数料無料の利点を提供しながら、1.3pipsから始まるやや広いスプレッドを採用しています。
これに対し、ナノ口座とテラ口座は、1ロットあたり往復6ドルの手数料がかかりますが、0.2pipsからの非常に狭いスプレッド設定により、トータルコストを効果的に抑えることが可能です。
このように、各口座は異なる手数料とスプレッドのバランスを提供し、トレーダーのニーズに応じたコスト効率の高い取引環境を実現しています。
スタンダード | ナノ | テラ | マックス | |
---|---|---|---|---|
USD/JPY | 1.3 pips | 0.8 pips ($6.0) | 0.8 pips ($6.0) | 1.3 pips |
EUR/JPY | 1.4 pips | 1.4 pips | 1.1 pips ($6.0) | 1.1 pips ($6.0) |
GBP/JPY | 1.9 pips | 1.9 pips | 1.4 pips ($6.0) | 1.4 pips ($6.0) |
AUD/JPY | 2.0 pips | 2.0 pips | 1.3 pips ($6.0) | 1.3 pips ($6.0) |
AUD/USD | 1.7 pips | 1.7 pips | 1.1 pips ($6.0) | 1.1 pips ($6.0) |
EUR/USD | 1.3 pips | 1.3 pips | 0.9 pips ($6.0) | 0.9 pips ($6.0) |
GBP/USD | 1.6 pips | 1.6 pips | 1.2 pips ($6.0) | 1.2 pips ($6.0) |
XAU/USD | 0.53 | 0.53 | 0.39 ($0.6) | 0.39 ($0.6) |
取引銘柄を比較
スタンダード口座、ナノ口座、テラ口座、およびマックス口座は、多様なFX通貨ペアとCFDの取引に対応していますが、マックス口座のみが株式CFDの取引に非対応という特徴があります。
一方で、アルファ口座は、現物株式と現物ETFに特化しており、FXやCFDの取引は行うことができません。
このように、各口座タイプは異なる商品範囲をカバーし、トレーダーの特定の取引ニーズに応じた選択肢を提供します。
口座タイプ | FX | 貴金属CFD | 指数CFD | 株式CFD | 原油CFD | 現物株式 | 現物ETF |
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スタンダード口座 | 61銘柄 | 4銘柄 | 10銘柄 | 266銘柄 | 5銘柄 | ||
ナノ口座 | 61銘柄 | 4銘柄 | 10銘柄 | 266銘柄 | 5銘柄 | ||
テラ口座 | 61銘柄 | 4銘柄 | 10銘柄 | 266銘柄 | 5銘柄 | ||
マックス口座 | 61銘柄 | 4銘柄 | 10銘柄 | 5銘柄 | |||
アルファ口座 | 122銘柄 | 69銘柄 |
ロスカットレベル
全ての口座タイプにおいて、ロスカットレベルは通常20%に設定されていますが、マックス口座のみが例外的に0%で設定されています。
この0%のロスカットレベルを持つマックス口座は、口座残高が尽きるまで含み損を保持できるため、最大1,000倍のハイレバレッジと組み合わせることで、よりリスクを取った高度なトレーディング戦略に適しています。
この設定は、リスクを受け入れる意欲のあるトレーダーにとって特に魅力的な選択肢と言えます。
口座タイプ | ロスカットレベル | マージンコール |
---|---|---|
スタンダード口座 | 維持率20% | 維持率50% |
ナノ口座 | 維持率20% | 維持率50% |
テラ口座 | 維持率20% | 維持率50% |
マックス口座 | 維持率0% | 維持率30% |
アルファ口座 |
プラットフォームについて
スタンダード口座、ナノ口座、マックス口座はMT4とcTraderに対応しており、ユーザーに幅広い選択肢を提供します。
対照的に、テラ口座とアルファ口座はMT4のアップグレード版であるMT5専用となっており、最新の取引ツールを利用できます。
便利なのは、マイページから簡単に追加口座を開設できる点で、これによりトレーダーは複数の口座を効果的に併用し、柔軟なトレーディング戦略を展開することが推奨されます。
AXIORY口座を取引スタイル別にオススメを紹介
スタンダード口座がオススメなタイプ
FXやCFDの取引を始めたばかりの初心者や、シンプルな取引スタイルを好む方には、スタンダード口座が最適です。
この口座は手数料が無料で、コスト構造が明確なため、財務的な計画を立てやすいです。
また、他社のプラットフォームとの操作感の違いが少ないため、新しいトレーダーが移行しやすいのも大きなメリットです。
中期的なポジション保有や市場のイベントを活用した取引にも適しており、幅広い戦略に対応可能な柔軟性を備えています。
ナノ口座及び、テラ口座がオススメなタイプ
スキャルピングや頻繁な取引を好む上級トレーダーには、ナノ口座やテラ口座が理想的です。
取引コストの低減を重視するトレーダーに適したこれらの口座は、高頻度取引に最適化されています。
特に、遅延が少なく高速取引が可能なcTraderをサポートするナノ口座は、一日に複数回のスキャルピング取引を行う方に最適です。
また、MT5に精通しているトレーダーは、テラ口座の利用を検討すると良いでしょう。これらの口座は、高度な取引スキルと戦略を持つトレーダーのニーズに応える機能を備えています。
マックス口座がオススメなタイプ
リスクを取ることに対して積極的で、少額の資金から大きなリターンを追求するトレーディングスタイルの方には、マックス口座が最適です。
この口座は最大1,000倍の高レバレッジを提供し、高リスク・高リターンの戦略をサポートします。また、ロスカットレベルが0%に設定されているため、ハイレバレッジ取引においても市場の急激な変動に耐えうる安全網を提供します。
このような特徴は、積極的なリスク管理を行いながら大胆な取引を行いたいトレーダーに最適な環境を提供します。
アルファ口座がオススメなタイプ
株式投資家やFX取引のリスクヘッジを求める方に、アルファ口座が最適です。
この口座は、複数の銘柄を中長期間保有し、配当や値上がり益を狙う投資戦略に特化しています。
1株から始められるため、分散投資を行うのに理想的な選択です。
ただし、アルファ口座ではFXやCFD取引はできませんので、これらの取引を希望する方は、アルファ口座とは別にFX専用口座を併用する必要があります。これにより、株式投資とFX取引の両方を効果的に行うことが可能になります。
口座タイプの変更方法
AXIORYでは、一度選んだ口座タイプを変更することはできませんが、新しい口座の追加は簡単に行えます。
1つのAXIORYアカウントで最大10個の口座を管理できるため、様々な取引スタイルや目的に応じて複数の口座を使い分けることが可能です。
口座の追加は、マイページにログイン後、「お客様の口座」セクションの【口座を開設する】ボタンをクリックして行います。
ここで取引プラットフォーム(MT4、MT5、cTrader)を選び、希望する口座タイプ、ライブ口座かデモ口座、最大レバレッジ、口座通貨を選んで【追加口座開設】ボタンをクリックするだけです。
この柔軟性と利便性は、AXIORYの大きな魅力の一つと言えます。
各種口座タイプの注意点とデメリット
一年口座を使用しないと手数料が発生する
AXIORYにおいて、全ての口座で1年以上取引、入出金、資金移動がない場合、口座は「休眠口座」とみなされ、毎月5ドルの口座維持手数料が適用されます。
口座残高がゼロの状態で手数料が発生した場合、該当口座は「凍結口座」となり、リアル口座およびデモ口座が削除されます。
複数の口座を持っている場合でも、少なくとも1つの口座で取引、入出金、または資金移動を行えば、他の口座における維持手数料の差し引きや凍結のリスクを回避できます。
このルールを理解し、適切な口座管理を行うことが重要です。
その他
AXIORYでは、MT4、MT5、cTraderという3つの主要な取引プラットフォームを提供していますが、利用できるプラットフォームは口座タイプによって異なります。
たとえば、MT4専用の口座ではMT5やcTraderは利用できないため、口座開設時に選んだプラットフォームを使用することが重要です。
また、AXIORYのアルファ口座は、株式とETFの現物取引専用で、FXやCFD取引には対応していません。そのため、レバレッジ取引と株式現物取引の両方を行いたい場合は、FX専用の口座とアルファ口座の併用が推奨されます。
このように、AXIORYはトレーダーの様々なニーズに対応するため、適切な口座選択が可能です。
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