筆者のレビューと総評
VT Marketsは、海外のFX業者として2023年頃から日本市場でも注目を集めています。
このブローカーは、RAW ECN口座を提供し、そのスプレッドの狭さが特徴です。メジャー通貨ペアでは、実質1pips前後のスプレッドで取引が可能で、これはスキャルピングトレーダーに特に適しています。
さらに、VT Marketsは取り扱う金融商品の幅広さでも知られています。FX通貨ペアだけでも56種類が用意されており、28種類の指数、700を超える株式など多様なアセットを取引することができます。
これにより、トレーダーは幅広い市場で機会を探すことが可能です。
信頼性の面では、VT Marketsはオーストラリアや南アフリカの権威あるライセンスを取得しています。さらに、資金の分別管理を大手銀行で行っているため、顧客の資金安全性は高いレベルで保たれています。
特筆すべきは、VT Marketsが完全A-book業者である点です。これは、トレーダーが大きく利益を出したり、スキャルピングを頻繁に行っても、口座の凍結や出金の拒否がないことを意味しています。
グローバルなブローカーであるVT Marketsですが、日本のトレーダーにとっても使いやすい環境が整っています。
日本語でのカスタマーサポートが利用可能であり、国内銀行送金やbitwalletを利用した入出金オプションも提供されています。これにより、日本人トレーダーも容易に利用できる点が魅力です。
メリットとデメリット
メリット | デメリット |
---|---|
スプレッドが全体的に狭く、コスト効率が良い 完全A-bookで透明性が高く、取引が公正 追証なしのゼロカットシステムを採用 取引銘柄が豊富で、多様な投資選択が可能 法人口座にも対応している ストップレベルがゼロで、注文の執行が容易 信頼性の高いライセンスを2つ取得している コピートレードに対応し、初心者も利用しやすい 国内銀行送金による入出金に対応している | ロスカットレベルが50%でやや高め STP口座ではスプレッドが広め ロスカットレベルが50%でやや高め ボーナス配布に消極的で、プロモーションが限られている |
ボーナス / 評価【B】
VT Marketsは、そのスプレッドの狭さに重点を置いているA-book業者です。このアプローチは、取引の透明性と公正性を最優先にしています。
その結果、VT Marketsは公式にはボーナスプログラムを提供していないというポリシーを採用しています。
取引口座 / 評価【A】
VT Marketsで取引を始めるためには、まず公式ウェブサイトの新規登録ページにアクセスし、居住国、メールアドレス、およびパスワードを入力してアカウントを作成します。
より詳細な個人情報を入力します。
フルネーム、性別、生年月日、国籍、そして連絡用の電話番号を正確に記入し、「次へ」ボタンをクリックします。
取引口座の設定を行う際には、いくつかの重要な選択肢を考慮する必要があります。
最初に選ぶべきは取引プラットフォーム、次に口座タイプ、そして口座の基軸通貨です。
初心者の方や設定に迷っている方には、以下の組み合わせが推奨されます。
取引プラットフォーム / MetaTrader5(MT5)
口座タイプ / RAW ECN
口座通貨 / JPY(日本円)
VT Marketsでは、安全な取引環境を提供するために、本人確認書類として「身分証明書」と「住所証明書類」のアップロードが必須となっています。
これらの書類が認証されるまで、取引や出金は行えないため、迅速な取引開始のためには、早めの書類提出が推奨されます。
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード
- 住民票
- 納税証明書
- 印鑑登録証明書
- 電気・ガス・水道の請求書・領収書
- 電話・ネット回線の請求書・領収書
- カード・銀行の利用明細・請求書
- 健康保険証(住所記載のもの)
VT Marketsでの口座が有効化された後、投資資金の入金が必要です。
VT Marketsは、入出金の手段として多様なオプションを提供しており、これらの方法はすべて決済手数料が無料です。
利用可能な入出金方法には以下のものが含まれます。
- クレジットカード・デビットカード(VISA・Mastercard)
- 国内銀行送金
- 海外銀行送金
- Apple Pay
- bitwallet
- Fasapay
- PerfectMoney
- 暗号通貨(USDT-ERC20、USDT-TRC20、USDC-ERC20、BTC、ETH)
これらの多様な入出金オプションにより、トレーダーは自身の利便性に合わせて資金の管理が可能となります。
また、VT Marketsでの手数料無料のポリシーは、トレーダーのコストを低減し、より多くの資本を取引に充てることを可能にします。
VT Marketsで実際にトレードを始める際には、MetaTrader(MT4、MT5)や公式アプリを利用します。
パソコンでトレードを行うユーザーは、VT Marketsの公式配布ページからMT4またはMT5をダウンロードすることができます。
一方、iPhoneやAndroidのスマートフォンを使用してトレードする場合は、MT4、MT5のモバイルアプリが一般的ですが、MT5口座を持っている場合には公式アプリでもトレードが可能です。
取引口座タイプ3種類
VT Marketsでは、トレーダーのさまざまなニーズに対応するため、3種類の口座タイプを提供しています。
これには、標準STP口座、RAW ECN口座、そしてスワップフリー口座が含まれます。
特に注目すべきは、スワップフリー口座で、これは主にイスラム教徒のトレーダー向けに設計されています。
イスラム法(シャリーア)に準拠しており、スワップ料金が免除されています。
そのため、日本を含む非イスラム国の多くのトレーダーは、STP口座とECN口座のどちらかを選択することが一般的です。
STP口座 | RAW(ECN)口座 | |
---|---|---|
1ロットの価値 | 100,000通貨 | 100,000通貨 |
最大レバレッジ | 500倍 | 500倍 |
取引ツール | MT4 MT5 VT Markets App | MT4 MT5 VT Markets App |
注文方式 | NDD STP | NDD ECN |
スプレッド | 1.2 pips〜 | 0.0 pips〜 |
取引手数料 | 無し | $6 /1ロット |
最低取引ロット | 0.01 | 0.01 |
最大取引ロット | 100.00 | 100.00 |
最大ポジション数 | 無し | 無し |
ゼロカット | あり | あり |
ロスカットレベル | 50% | 50% |
ストップレベル | 無し | 無し |
スワップフリー | 無し | 無し |
口座開設ボーナス | 無し | 無し |
入金ボーナス | 無し | 無し |
取引ボーナス | 無し | 無し |
最低入金額 | 100ドル | 100ドル |
NDDとを採用
VT Marketsは、注文処理にNDD方式(ノン・ディーリング・デスク)を採用しており、これにより高い透明性を提供しています。
NDD方式では、ディーラーの裁量が介入せず、全ての注文がシステムによって自動的に処理されます。
これは、日本のFX業者で一般的なOTC方式やDD方式(ディーリング・デスク)とは異なり、より公正かつ迅速な取引環境を実現します。
最大500倍のレバレッジ
VT Marketsでは、最大500倍のレバレッジを提供しており、これによりトレーダーは自身の手持ち資金の最大500倍までのポジションを持つことができます。
これは、特に資本効率を高めたいトレーダーにとって大きなメリットです。
ただし、提供されるレバレッジは取引商品によって異なるため、具体的な銘柄ごとにレバレッジの上限を確認することが重要です。
このように、VT Marketsでは幅広いレバレッジオプションを提供していますが、トレーダーは自身のリスク許容度と戦略に合わせて、適切なレバレッジレベルを選択する必要があります。
ゼロカットシステムを採用
VT Marketsは、追証(おいしょう)のリスクを排除するゼロカットシステムを採用しています。
このシステムでは、市場の急激な変動によって生じたロスカットが間に合わない場合でも、口座残高を超える損失が発生しても、その超過分はFX業者が負担するため、トレーダーの追加負担は生じません。
これは、日本のFX業者で多く見られる、金融商品取引法に基づく追証の要求とは異なり、トレーダーにとって大きな安心材料となります。
VT Marketsのようなゼロカットシステムを採用している海外業者を利用することで、自己資金を超える損失のリスクを効果的に回避できます。
スキャルピング、EAの制限はありません
VT Marketsは、スキャルピングとEA(エキスパートアドバイザー)の使用に関して非常に寛容な方針を採用しています。このブローカーでは、スキャルピングが完全に許可されており、高頻度での取引を行っても口座の凍結や出金の拒否はありません。これにより、アクティブなトレーダーは自由に短期取引戦略を展開することができます。
さらに、VT MarketsではEAや自動売買、インジケータの使用にも制限が設けられていません。これは、システムトレーダーにとって大きな魅力であり、自動化された取引戦略を存分に活用することが可能です。
ただし、複数口座を利用しての両建て取引や、他の海外FX業者とVT Marketsを併用した両建てトレードは禁止されています。
レベルストップゼロ
VT Marketsは、その取引条件において特筆すべき特徴を持っています。すべての通貨ペアやCFD商品においてストップレベルをゼロに設定している点です。
ストップレベルがゼロというのは、市場の価格に非常に近いレベルで指値注文や逆指値注文を設定できることを意味します。
この特性は、トレーダーにとって大きなメリットを提供します。市場価格の直上や直下に注文を設置できるため、より精密な取引戦略の実行が可能になります。
VT Marketsのこのアプローチは、特に短期取引を好むトレーダーや、市場の急激な動きを利用したいトレーダーにとって、非常に有利な条件です。
ストップレベルがないことで、市場の細かな変動を捉えたり、特定の価格レベルで自動的にポジションを開閉したりする戦略を、より効果的に実行することが可能となります。
法人名義での口座開設が可能
VT Marketsでは、個人トレーダーだけでなく、法人クライアントにも対応しており、法人名義での口座開設が可能です。これにより、ビジネスや企業が投資活動を行う際にもVT Marketsを利用することができます。
ただし、法人口座の開設プロセスは通常の個人口座開設とは異なります。法人口座を開設するには、公式ウェブサイトの標準的な口座開設ページではなく、カスタマーサポートチームに直接連絡を取る必要があります。
手数料 / 評価【S】
スプレッド及び取引手数料
スプレッド
VT Marketsの標準STP口座のスプレッドは、海外FX市場においてやや広めの水準に設定されています。
具体的な数値を見てみると、VT Marketsの標準STP口座では、主要な通貨ペアにおけるスプレッドは以下のようになっています。
標準STP口座
- USD/JPY: 1.6 pips
- EUR/JPY: 1.7 pips
- GBP/JPY: 2.0 pips
- AUD/JPY: 2.1 pips
- EUR/USD: 1.5 pips
- GBP/USD: 1.6 pips
- AUD/USD: 1.5 pips
- XAU/USD: 0.19
これらの数値は、トレーダーが取引コストを考慮する際に重要な指標となります。
特に、スプレッドが狭いほどトレーダーにとっては有利ですが、VT Marketsの場合、その他のサービスの質や取引環境の安定性など、スプレッド以外の要素も考慮する価値があります。
RAW ECN口座
- USD/JPY: 1.0 pips (手数料 $6.0)
- EUR/JPY: 1.1 pips (手数料 $6.0)
- GBP/JPY: 1.9 pips (手数料 $6.0)
- AUD/JPY: 1.9 pips (手数料 $6.0)
- EUR/USD: 0.9 pips (手数料 $6.0)
- GBP/USD: 1.0 pips (手数料 $6.0)
- AUD/USD: 1.0 pips (手数料 $6.0)
- XAU/USD: 0.25 (手数料 $0.6)
VT MarketsのRAW ECN口座は、特にメジャー通貨ペアにおいて非常に狭いスプレッドを提供しています。
この口座タイプの平均スプレッドと取引手数料を合わせた実質スプレッドは、例えばUSD/JPYやEUR/USDなどのメジャーペアでは手数料を含めても約1pips程度で取引することが可能です。
入出金手数料
VT Marketsでは、さまざまな送金方法に関わらず、入出金手数料は基本的に無料という大きなメリットがあります。これにより、トレーダーは追加の費用を心配することなく、資金の移動を行うことができます。
しかし、特定のケースではいくつかの追加手数料が顧客負担となることに注意が必要です。
例えば、海外銀行送金を使用して出金する際の受取手数料や、bitwalletなどのウォレットサービスを利用する際の手数料、さらに仮想通貨を入金する際に発生するトランザクションフィーは、顧客が負担することになります。
口座維持手数料
VT Marketsは、口座維持に関連する手数料を一切徴収していない点が大きな特徴です。
これにより、トレーダーは余計なコストを心配することなく、取引活動に集中できます。
入出金方法 / 評価【S】
VT Marketsは、幅広い送金方法を提供しており、トレーダーにとって非常に便利な選択肢が用意されています。これにより、世界中どこからでも、様々な方法で資金の入出金が可能です。
具体的には、VT Marketsでは次の送金方法が利用できます。
- クレジットカード・デビットカード(VISA・Mastercard)
- 国内銀行送金
- 海外銀行送金
- Apple Pay
- bitwallet
- Fasapay
- PerfectMoney
- 暗号通貨(USDT-ERC20、USDT-TRC20、USDC-ERC20、BTC、ETH)
特に注目すべき点は、国内銀行送金やbitwalletもサポートされていることです。
これにより、日本在住のトレーダーも簡単に入出金を行うことができ、取引の機会を逃すことなく、柔軟に資金管理をすることが可能です。
入金方法詳細
入金方法 | 手数料 | 最低入金額 | 反映時間 |
---|---|---|---|
クレジットカード デビットカード | 無料 | 5,000円 | 即時反映 |
国内銀行送金 | 無料 | 5,000円 | 翌営業日 |
海外銀行送金 | 無料 | 5,000円 | 3〜7営業日 |
Apple Pay | 無料 | 5,000円 | 即時反映 |
bitwallet | 無料 | 5,000円 | 即時反映 |
Fasapay | 無料 | 5,000円 | 即時反映 |
PerfectMoney | 無料 | 5,000円 | 即時反映 |
暗号通貨 | 無料 | 5,000円 | 即時反映 |
VT Marketsでは、トレーダーが利用できる出金方法が非常に充実しており、これは入金方法と基本的に同じです。
このブローカーは日本の収納代行業者と提携しているため、出金プロセスが迅速です。特に国内銀行送金を利用する場合、最短で即日、遅くとも翌営業日までに着金することが多いです。
また、大規模な出金を行う際には、カスタマーサポートによる追加のチェックが行われることがありますが、これは通常のセキュリティプロトコルの一部です。
そのため、出金プロセスにわずかな遅延が発生する可能性がありますが、VT Marketsには十分な出金実績があり、出金拒否のトラブルに遭遇するリスクは低いと言えます。
出金方法詳細
入金方法 | 手数料 | 最低出金額 | 反映時間 |
---|---|---|---|
クレジットカード デビットカード | 無料 | 無し | 即時反映 |
国内銀行送金 | 無料 | 無し | 1〜2営業日 |
海外銀行送金 | 無料 | 無し | 3〜7営業日 |
Apple Pay | 無料 | 無し | 即時反映 |
bitwallet | 無料 | 無し | 即時反映 |
Fasapay | 無料 | 無し | 即時反映 |
PerfectMoney | 無料 | 無し | 即時反映 |
暗号通貨 | 無料 | 無し | 即時反映 |
プラットフォームの取り扱い / 評価【S】
取引プラットフォーム
VT Marketsでは、高度に評価されている「MetaTrader」プラットフォームを取引の主軸として提供しています。ここには、旧バージョンのMT4と最新バージョンのMT5が含まれており、トレーダーは自分の取引スタイルに合わせて選択することができます。
MT4とMT5は、それぞれWindowsおよびMac用のバージョンが用意されています。さらに、移動中や外出先でも取引を続けることができるように、iOS(iPhoneやiPad)とAndroidバージョンも提供されています。この多様な対応OSとデバイスのサポートにより、トレーダーは様々な環境で安心して取引を行うことが可能です。
さらに、VT Marketsはモバイルアプリケーションも提供しており、このアプリを使用することで、取引から口座管理、入出金までを一元的に行うことができます。
公式コピートレードプラットフォーム「VTrade」
VT Marketsは、公式コピートレードプラットフォーム「VTrade」を提供しており、これによりトレーダーは世界中の優れたシグナルを活用することができます。
VTradeでは、世界各地のトレーダーによって多数のトレーディングシグナルが配信されており、トレーダーは自分の好みに合ったシグナルを選択し、自分の口座にトレードを直接コピーすることが可能です。
さらに、VTradeでは自身がシグナルプロバイダーとして活動することもできます。これは、自分のトレード戦略を共有し、フォロワーから得られる利益の一部を成功報酬として受け取ることを意味します。
このシステムは、経験豊富なトレーダーにとって収益源となる可能性があり、また、初心者トレーダーには他のトレーダーの戦略を学び、自分のトレーディングスキルを向上させる機会を提供します。
高度な分析ツール
VT Marketsは、トレーダーが市場を深く理解し、戦略的な取引決定を下すのを支援するために、高度な分析ツールを提供しています。
これらのツールは、200ドル以上の入金を行うと利用可能となります。
- 経済指標カレンダー
このツールでは、今後発表される経済指標の日時、予想値、過去の実績値をチェックできます。指標発表によって影響を受ける通貨が一目で分かるため、市場の変動を予測し、取引戦略を立てる際に非常に有用です。 - マーケットバズ
このAI駆動ツールは、300以上の通貨、世界中の株式銘柄、50以上の指数など35,000以上のアセットに関連する最新ニュースから注目トピックを抽出し、視覚的に提示します。これにより、トレーダーは市場の動向を瞬時に把握し、情報に基づいた取引を行うことができます。 - アナリストによる相場分析
VT Marketsでは、プロのアナリストによるテクニカル分析も提供しています。具体的なトレンドラインやサポート・レジスタンスラインが確認できるため、トレードの際の重要な参考材料として活用することが可能です。
これらの分析ツールは、トレーダーにとって市場を理解し、より効果的な取引戦略を構築するための強力なサポートとなります。
VPS
VT Marketsは、アクティブなトレーダーをサポートするために、特別なVPS(バーチャルプライベートサーバー)サービスを提供しています。
このサービスでは、1ヶ月間に10ロット(100万通貨)以上の取引を行うトレーダーに対して、VPSの利用料金をVT Marketsが負担します。
安全性及び信頼性 / 評価【S】
ライセンス
- VT Markets Limited:モーリシャス金融サービス委員会(番号:GB23202269)
- VT Global Pty Ltd:オーストラリア証券取引委員会ASICのライセンスを保有(番号:AFSL 516246)
- VT Markets (Pty) Ltd :南アフリカ金融サービス委員会のライセンスを保有(番号:50865)
これらのライセンスは、VT Marketsグループが世界的に信頼性が高く、厳格な金融規制基準に準拠していることを保証します。
日本のトレーダーがVT Marketsで口座を開設する場合、モーリシャスの金融サービス委員会の管轄下になりますが、グループ全体としての国際的なライセンスは、VT Marketsが提供するサービスの信頼性と安全性をさらに強化しています。
公式Webサイト https://www.vtmarkets.com/jp/
運営会社 VT Markets Limited(モーリシャス金融サービス委員会)
設立 2015年
管理方法 分別管理
日本の金融庁からの警告
日本の金融庁は、日本での公式なライセンスを持たずに営業している外国業者に対して警告しています。
リストにはVT Marketsも含まれていますが、VT Marketsは日本国内に拠点を持たず、日本の規制の対象外です。
もしVT Marketsが日本で積極的にビジネスを展開すれば違法行為になりますが、日本の住人が自らの意志でサービスを使うこと自体は違法ではありません。
資金は「分別管理」
VT Marketsでは、顧客の資金管理において「分別管理」という方法を採用し、顧客から預かった資金を厳格に管理しています。
2024年現在、顧客資金は世界的に信頼されているオーストラリア・コモンウェルス銀行で保管されており、同行は銀行時価総額ランキングで世界第12位に位置しています。
分別管理とは、業者の運営資金と顧客の資金を別々に管理することで、顧客の資金が運営資金として不適切に使用されるリスクを低減する方法です。
これは、海外FX業者の中で一般的な資金管理のスタンダードとされています。このような厳格な管理は、顧客がVT Marketsに預ける資金の安全性を高め、無許可の転用リスクを低減します。
ただし、分別管理は社内での管理プロセスであり、資金の絶対的な安全性を保証するものではありません。
一方、日本のFX業者は顧客資金を第三者機関に信託保全することで、業者の破綻が発生しても資金が返還される体制を整えています。
この点から、日本のFX業者は分別管理のみを行う海外FX業者に比べて、安全性が高いとされています。
サポート体制 / 評価【A】
VT Marketsでは、日本人スタッフの在籍はないものの、日本語でのカスタマーサポートサービスを提供しています。日本語話者のトレーダーは、メール(info@vtmarkets.com)を通じて日本語でサポートを受けることができます。
このサービスにより、日本のトレーダーも言語の障壁なく、効果的にサポートを受けられます。
取り扱い銘柄 / 評価【S】
VT Marketsでは、取引できる銘柄が豊富に用意されており、多種多様なCFD商品を含む魅力的な取引オプションが提供されています。
- FX通貨ペア 95銘柄
- 仮想通貨 35銘柄
- 貴金属CFD 10銘柄
- 指数CFD 10銘柄
- エネルギーCFD 3銘柄
- 個別株CFD 100銘柄
FX取り扱い銘柄
AUDUSD, EURUSD, GBPUSD, NZDUSD, USDCAD, USDCHF, USDJPY
AUDJPY, CADJPY, CHFJPY, EURJPY, GBPJPY, NZDJPY, SGDJPY
AUDCAD, AUDCHF, AUDCNH, AUDNZD, AUDSGD, CADCHF, CHFSGD, EURAUD, EURCAD, EURCHF, EURGBP, EURHUF, EURNZD, EURPLN, EURSEK, EURSGD, EURTRY, GBPAUD, GBPCAD, GBPCHF, GBPNZD, GBPSGD, NZDCAD, NZDCHF, NZDSGD, USDBRL, USDCLP, USDCNH, USDCOP, USDHUF, USDIDR, USDINR, USDKRW, USDMXN, USDNOK, USDPLN, USDSEK, USDSGD, USDTHB, USDTRY, USDTWD, USDZAR
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